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競馬との出会い あと200メートル。そのとき大外から矢のように追い上げる牡馬。その二頭だけの争い。必死に鞭を打つ騎手。二頭の馬体が合ったところがゴール板であった。どちらが勝ったかは全く判らない。鼻差であった。勝った馬の名前がアカネテンリュウ、鼻差で破れた牝馬の名前をラファールと言った。 そのラファールの複勝馬券を父に頼んで買っていた(もう時効(^^; )。200円が1320円になった。小学校5年生の時であった。これはすばらしい!!。こんなことならもう小遣いはいらない…。自分で小遣いを稼ぐことなんか簡単だ。そのとき、なぜラファールを選んだかは全く覚えていない。今思えばたぶんビギナーズラックと言うものであったのであろう。ただ何となく買った馬券だったと思う。しかし、小学生の私は、それがラッキーだとは思わなかった。ちょっと考えただけで当たるのだから、一生懸命考えれば絶対に当たる。そう信じこんでしまった。 それから小学生ながら毎週のように中山競馬場へ通うようになった。 スピードシンボリ、アカネテンリュウ、トウメイ、メジロムサシ、メジロアサマ ハイセイコー、タニノチカラ、タケホープ、パッシングゴール 数々の名馬と出会うことができた。 |
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