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一体誰が相手なのか(2002.8.15)

 

 O川慶次郎さんが存命の時の話であるから、もうかなり前の話である。
 
今は司会業としての活躍が多い、元漫才師の島田O介さんがフジテレビのスーパー競馬にゲスト出演した。そのとき、O川慶次郎さんに「中央競馬会にお金をたくさん預けてあるのだけれど、引き出す暗証番号が解らない」と冗談半分に話し、O川さんが苦笑いしていた。
 ギャンブルをやる上で相手が誰かを明確にすることは重要である。麻雀をやることを考えてみよう。麻雀の相手は誰であろうか?それは一緒に卓を囲んでいる他の3人であろう。いくら負けが込んで来たからと言って雀荘に返却してもらおうと思う人はいないだろう。
 もうおわかりだと思うが中央競馬会は、麻雀における雀荘なのである。それでは麻雀における他の面子とは競馬で言えば誰か?それはあなたの周りにいる馬券を買う人全てなのである。確かに掛け金の25%は競馬会(実際は競馬会であり騎手であり厩務員であり調教師…の給料に)にとられる。だけれどもそれを取り返そうというのはお門違いである。麻雀で負けた金ではなく雀荘の使用料を取り返そうとする人はいないだろう。そういうことである。25%(単複は20%)は楽しませていただいたお金としてあきらめるべきである。だから回収率が75から80%の人は損をしていないのだから悲観する必要はない。
 
ただし、JRAの25%の控除金は高いと思う。今、競馬の現状を麻雀に喩えると、ゲームを終わった後、得した人も損した人もいるが、雀荘代を支払うとみんなマイナスだった。という感じだと思う。

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