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一変(2006.1.3)

競馬新聞の印を参考に・・・。過去の連対率を参考に・・・・。
色々な馬券の選び方があるが、買えば買うほど、回収率は70〜80%に近づいていく。
競馬予想TVを観ていればわかることだが、回収率100%UPを実現するのは本当に難しい。

競馬には”一変”という言葉がある。
叩き一変した・・・・休み明けの馬が一回レースに出て、雰囲気が変わり、次のレースは期待できる。というコメント
一変までは・・・・・近走不振の馬が、調子は上げているが、すごく期待できるわけではない。というコメント

つまり、最近不振だった馬が、いきなり勝ってしまったり、好走することを言う。

この一変を捕まえることが出来ないか?

そもそも一変とはどういうことなのだろうか?
・急激に馬が成長する。
・馬が走り方(フォーム)が変わる(突然目覚める)
・馬が急にやる気(走る気)になる。
・レース展開が向く
・相性の良い騎手に乗り変わる
・ブリンカーやチークピーシーズなどで走るフォームや気持ちが矯正される。
・コース代わり(芝→ダート、ダート→芝など)

さて、レースでいきなり一変する場合もあるだろうが、ほとんどはレース間で一変の兆しは見せるだろう。
そうなると一変したことを最も確実に知りえるのは、調教師および調教助手であろう。

未勝利戦や、下級条件戦に出走する馬の一変を感じた調教師はどうするだろうか?
・必勝を期し、出来るだけ優秀な騎手を依頼する。
・普段勝てない、厩舎所属の若手を気楽な立場で乗せる。
馬券を買う側としてどちらが狙い目かは言うまでもない。
これら騎手-厩舎の関係を見極めてみたい。


さて、馬自身が変化をするタイミングはどうだろうか?
最も影響を受けるのは、その馬の環境だろう。
しかし、それは我々一般人ではどうにもならない。
次の影響はやはり遺伝的なもの(血統)ではないかと考えている。

サンデーサイレンス産駒は母集団が多いので
統計的に処理しやすいのだが
亀谷氏の意見とも考えると、2度大きく成長する時期がある。
いわゆる、新馬戦の時期と4歳の冬から5歳の春である。
だから6歳以上のサンデー産駒の回収率は低下する。

問題は他の種牡馬でこういった傾向をつかめることが出来るかである。

騎手ー厩舎
種牡馬

で一変を予測できるようになりたい。


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