|
2000年の4月 競馬新聞の馬柱に飽きた私は、自分が欲する競馬データをいつでも見れるようにしたい。
という思いで、ホームページ開設を決めました。
初期は、1ページずつ手作業で作成していました。
ACCESSでデータベース解析⇒EXCELでグラフ作成
⇒グラフ作成したものをHPビルダーに貼付けてページ作り。
⇒ダイアルアップ（電話代が実費で発生）でページをサイトにUP。
毎日、夜中に数ページ。週末のレースに合わせ、コツコツ解析ページを
作っていました。
コンテンツは少なかったですが、当時はダイアルアップの時代。
それで十分でした。
今のコンテンツ量では、とても転送が間に合いません。
インフラに合わせたページ量でした。
最初の転機は、プログラミングを使用することで各コースの解析が自動で出来るように
なったことです。
これは私としては画期的なことでした。パソコンはフル稼働で大変でしょうが
私は楽になりました。それに伴い、種牡馬、騎手だけでなく色々な解析を行うように
なりました。全コース別解析（種牡馬、騎手など）が常設されたのはこの頃です。
ページ数も極端に増えて行きました。
ネット環境も、ダイアルアップから、ADSL接続、
ケーブルテレビ、光通信と進化し、増大したページ量の転送もできるようになりました。
PC新聞の発行を始めたのもこの頃です。
ただ、パソコンに連続プログラム稼働という過酷な事を強いたため、パソコンが突然シャットダウン
（今思えば、熱暴走なのですが）が頻発し、一方、その対策を調査しているうちに
パソコンのハードにも強くなりました。
次の転機は思いもかけずやって来ました。
2004年8月JRA-VANがデータの大幅改良と元データの提供停止を表明しました。
この時は、本気でホームページだけでなく競馬も辞めようかと考えました。
何度か、JRAーVANに抗議をしましたが、受け入れてもらえず、結局データを完全に
競馬道ON-LINEに変更しました。データベース構造を変える必要があるため
ほとんど全てのプログラムを作り直しました。ここを乗り越える事が出来たのは
今でも不思議です。仕事もしていましたし、良く出来たものだと思います。
次の転機は、2009年、失業と共に訪れました。
一つは金銭的に無駄をなくそうということで、２カ所にわかれていたHPを
1ヶ所に統一しました。
さらに、失業したので、ホームページ関連の仕事に時間が裂けるようになり
考えられる改良を可能な限りホームページに加えました。
個別の競走馬解析を新設しました。
レース毎解析もG1解析のみから、全レース対応にしました。
検定を導入し、BEST20、worst20の表を加えたり
CSI値、CVP値考えたのもこの時期です。
またシーズン限定解析として、通年ではなく、該当月と前後月に解析期間を絞ったページを加え
コンテンツをほぼ2倍にしました。
さらに、HP間のリンクを充実させPC新聞から種牡馬データへ行ったり、種牡馬解析
からBMS解析、騎手解析等へも飛べるようにしました。
しかし、費用、作業時間が増える一方で、Inputは増えません。
アフィリエイトによる資金援助を期待した時もありましたが、
ほとんど成果はありませんでした。
そんな中、2010年2月に「競馬最強の法則」誌に、当HPの紹介記事が掲載されました。
どの位のアクセスUPの効果、アフィリエイトの効果があるだろうと
期待致しましたが、アクセス数はほぼ倍増しましたが
アフィリエイト、寄附などの面での効果はありませんでした。
このような過程をへて現在に至っておりますが、
結果として無料公開を続けていく資力、気力が残っていません。
このような状況ですので、
2011年をもちまして、基本姿勢である無料公開を終了させて頂き
2012年からは、大部分のコンテンツは有料公開とさせていただきたいと思います。
何処かの新聞社がインターネットでのニュース配信を有料化したところ
35人しか集まらなくて、結局配信を止めてしまった。というニュースを筆頭に
有料化⇒集客不足⇒廃業というサイトが数多くあることも耳に入ってきます。
しかしながら、私のような情報サイトに限らず、音楽、画像など、良いもの、費用をかけているもの
に関しては、受益者は費用をしっかり払う。作成側はしっかり費用を頂く。という社会に
ならないと、長い目で見て、文化は衰退し、景気も停滞、失業も増え、社会に悪影響
を与えると感じています。
多分、有料化することで当サイトへの訪問者は激減するでしょう。
しかし、元々競馬データサイトです。情報は広く流さないほうが、当たり馬券を独占できます。
そう思えば、サイト来場者が減ることは悪い面ばかりではありません。
ということで、今までご贔屓にしてくださった方々が不快に感じられるとしたら、誠に申し訳ないのですが
厳選競争馬や個別解析の一部、掲示板、日記、コラム、PC競馬新聞、競馬予想コンペなどのコンテンツを除い
て、ほぼ全面的に制限サイト（有料 会員制）とさせていただきたく思います。
|