こんな題名の本を見つけてしまったら、読まないわけにはいかない。
この本によると、
1,アルツハイマー病の特効薬はない。
2、ある段階(中期)以上に進んだアルツハイマー病は治療できない。
3、治療するためのキーは「生活様式の改善」(生活様式の復古)である。具体的には
・食生活の改善
・適度な運動
・適度な脳トレーニング(人とのコミュニケーション)
・十分な睡眠
ということである。
食生活に関しては
良いもの:有機栽培のもの、海産物、ココナッツオイル、オリーブオイル、アーモンド、野菜、ナッツ、全粒粉 他
悪いもの:お菓子、乳製品、肉加工品、油(ひまわり、コーン)、マーガリン、ジュース 他
サプリメント(薬):医師の処方のもと服用と明記されており、セイヨウオトギリ、アルファリボ酸、イチョウ葉エキス、リチウム 他
である。
まさこさんに関しては
・よい食物は取り入れていきたいと思うが、紹介されている物は割高なものが多く、すべてを切り替えるというわけには行かないだろう。
・運動に関しては、猛暑の夏も終わり、気候も良くなってきたことだし、日和の良い日は散歩に連れ出そうと思う。日光もビタミンDの生成を促し、アルツハイマー病には効果があるとのことだ。
・脳トレーニングに関しては、デイサービス先で実施してくれているので、私としては会話を増やすようにするのが当面の対処法である。またガーデニングに興味を持ち続けるようにすること、家事を出来る範囲でやってもらうことも続けようと思う。
・十分な睡眠は、今の所問題はないと思う。睡眠時の環境(温度、騒音)などに若干の注意が必要かと感じている。
この本に書かれていることを実際に遂行するとなると、この本の内容を信じ、管理遂行してくれる『専門医』を見つける必要がある(この本では、アルファリボ酸を推奨しているが、まさこさんが服用しているアリセプト(ドネペシル)には懐疑的で、服用をやめた方が良いと述べている)。 日本において『専門医』が簡単に見つかるとは思えないので、処方以外の部分で、出来る限りの事を実施していこうと思っている。また、自分自身がアルツハイマー病になるのを予防する目的で、私自身の生活様式の改善も進めたい。